自在に演じるキャスト、生演奏、映像を駆使した美術など、創造的な演出が光る傑作舞台『スケリグ』。2019年の上演に続く今回の再演では、キャスト7人+音楽家1人、全員で活き活きと描く魅力的な世界を、さらにスケールアップしてお届けします。
原作紹介
原作『スケリグ』(「肩胛骨は翼のなごり」山田順子訳、創元推理文庫刊)
1998年、英国で優れた児童書に贈られるカーネギー賞に輝き、さらにウィットブレッド賞(現コスタ賞)児童書部門を「ハリー・ポッター」を押さえて受賞、日本でも多くの人に愛され、読み継がれているファンタジー児童文学の傑作です。
古い家に引っ越したマイケルは、荒れ庭のガレージの片隅で、ボロ雑巾のような「彼」を見つけた。ホコリと虫の死骸まみれの服、捻じ曲がった身体、その背中には奇妙なものが生えていた。彼の名前は「スケリグ」
マイケルにはまだ赤ちゃんの妹がいる。でも重い病気で、パパママは妹にかかりきり。マイケルは隣の家の女の子・ミナと一緒に、スケリグを助けようと秘密の活躍を始める。月明かりの中の冒険、廃墟に住むフクロウたち、小さな妹への想い、そして、とても不機嫌でとても不思議なスケリグのくれる奇跡――。無垢な心が見つめる生と死…、家族や友達との絆…、ファンタジックな世界から大切なものが伝わる、切なくてあたたかな救いのストーリー。